Room C:事例トラック

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土木施工現場における最先端 CIM 活用事例

あたらしい施工管理ツールの、正しい、つかい方!

土木での 3 次元の取組みは国土交通省が 2012 年にきっかけをつくった CIM から業界を挙げての取組みとなりましたが、CALS/EC の時に失敗している経緯から、業界全体が様子見で進み始めました。
当社は初期の段階から、海外での事例を確認し、VDC という概念で、施工での利用に確実に寄与することを把握していたので、現場目線で取組みを進めていました。
今回の発表はこうした取組みのプロセスと併せて、現場での活用事例や取組み内容を具体的な案件で説明するものです。CIM は単なるモデルと思われていますが、本来は現場の生産性向上ツールとして使うものなので、その点をどのようにして、現場展開をしているのか紹介します。

●対象製品:AutoCAD Civil3D

株式会社大林組
土木本部本部長室情報企画課 課長

杉浦 伸哉

大林組土木全体の CIM 対応責任者。日本建設業連合会インフラ再生委員会技術部会にて施工における CIM の取組みを進める中心的存在となり、米国 CIM 視察団、欧州 CIM 視察団にも参加。